カルトな芸風で一部に強烈なファンを持つ“高能力”芸人・エスパー伊東(57)が、今月31日をもって、芸能界を引退することが22日、明らかになった。

顔だけ出して全身をボストンバッグに入れる、スプーン曲げならぬスプーンねじ切りなど、ユニークな芸を披露してきたが、股関節の状態が悪化して退くことを決意した。

自身のフェイスブックに「股関節の状態が悪く、ここに来て動かすことが困難になってきました。ワザを披露できない、うまく歩けない、トークもままならず任せているような状態です。このような最悪の状態の中で芸を披露することはできないと思い、今回、芸能活動から引退をすることを決めました」と書き込んだ。

今後は実家のある神奈川・真鶴に戻り治療に専念、手術を考えているという。絵画などの芸術活動は続ける予定だ。