70年代から80年代にかけて、数々のヒット曲を出した世界的なポップ歌手オリビア・ニュートン・ジョン(70)が今週、メディアで浮上していた危篤説を否定した。

昨年末から、”あと数週間の命”と報じられていたニュートン・ジョンは、ツイッターにビデオを投稿し、「明けましておめでとう!私が死ぬといううわさは、大きな誇張です。私は元気で、皆さんの最高に幸せで健康な2019年をお祈りしています!」とコメント。

さらに、「メルボルンにある “オリビア・ニュートン・ジョン・ガン健康センター”への皆さんの素晴らしい支援に、感謝します」とメッセージした。

1992年に最初の乳ガン宣告を受けたニュートン・ジョンは、乳房の一部切除手術および再建手術を受けた。そして、2017年9月、2013年にガン再発でひそかに2度目の闘病生活をしていたこと、2017年5月には、再びガンが再発し、3度目の闘病中であることをファンに明かした。

環境保護活動やガン撲滅運動などに取り組んできたニュートン・ジョンは、2017年のインタビューで、「私よりも大変な状況にある人たちがたくさんいます。自分が恵まれていることをよく知っています。素晴らしい夫や動物たちに囲まれ、何も不満はありません」と語っていた。(ニューヨーク=鹿目直子)