米歌手レディー・ガガ(32)が米ラスベガスで行っている常設公演「エニグマ」に26日、映画「アリー/スター誕生」で共演した俳優ブラッドリー・クーパー(44)がサプライズ登場してデュエットを披露した。

ガガは昨年末からパークMGMで「エグニマ」と「ジャズ&ピアノ」と題された異なる2種類の常設公演をスタートさせたが、この日の公演途中でガガは突如客席にいたクーパーを紹介し、ステージに引き上げた。2人はステージ上でハグを交わし、ピアノの前に移動。ガガが「これを用意しておいたわ。ジャクソンはこれを使っていたでしょ」と語り、イアモニターをクーパーに手渡すと観客のボルテージは最高潮となった。

クーパーは椅子に座り、アカデミー賞主題歌賞にノミネートされているデュエット曲「シャロウ~『アリー/スター誕生』愛のうた」を歌い始めると、ガガはクーパーの足元にひざまずいて見つめるポーズ。その後、ガガは自身のパートになるとピアノを弾きながら歌い、ラストはクーパーがガガの隣に座って互いを見つめあいながらのパフォーマンスに会場からは大きな拍手と「クーパー」コールが沸き起こった。

ガガは2月24日に行われるアカデミー賞授賞式でもクーパーと共にデュエット曲を披露したいと語っていたが、一足早い夢のサプライズ共演となった。(ロサンゼルス=千歳香奈子)