元NHKのフリーアナウンサー神田愛花(38)が、イタリア高級ブランド「グッチ」の商品が「黒人差別だ」との批判を受けて販売中止となった騒動に疑問を呈した。

問題となったのは、黒色のセーターのデザイン。タートルネックのセーターは口元まで引き上げられるようになっており、黒地に大きな赤い唇の形がデザインされている。これに対してネット上で、黒人を差別しているとの批判が上がり、同社は7日に「深くおわびする」と謝罪声明を出し、店とオンラインショップから直ちに商品を取り除いたことを明らかにした。

神田は8日更新のツイッターでこの騒動に言及。「そぉかぁ、これも差別と捉えられるのかぁ これならただのユニークなデザインだと感じてしまうのは、肌の色に対する意識が低いからなのかな? 逆に、肌の色の違いを特別な事だと捉えず差別意識も持っていなければ、このセーターを“差別商品だ”とさえも感じない気もするんだけど…。違うのかなぁ」と、批判の声に対する違和感をつづった。

続けて「そもそもセーターの色を黒にする事自体はごく普通の事な上に、唇モチーフは何年か前から世界中で流行しているわけで…」と指摘。「それをグッチらしく奇抜にデザインしてみましたっていう程度の事かなぁと感じてしまう」と私見を述べるとともに、「でも人によって、それまでどんな経験をしてきたかで感じ方に違いがあるからなぁ…難しい」とつづった。