タレントのフィフィ(42)が、正体不明の路上芸術家バンクシーの作品に似たネズミの絵が描かれた東京都港区にある金属製の防潮扉を取り外して保管した東京都の対応を「今後 落書きに対してこれと同じ対応するの? しないなら差別」と非難した。

フィフィは11日更新のツイッターで、この絵が英国の鑑定士によって「110%本物」と鑑定されたという一部報道を受け、あらためて言及。「それってミーハーになって特別扱いしてるようにしか感じない。今後 落書きに対してこれと同じ対応するの?」と東京都の対応に疑問を呈し、「しないなら差別。そんな前例を作っちゃダメでしょ」と批判した。

さらに「本物か否かで都知事すら踊らされてルールなんてどうでもよくなってしまう滑稽さを露呈させている」と、この絵と一緒に写真を撮って「東京への贈り物かも?」などとツイートした小池百合子都知事をチクリ。「ミーハーになって本質を見失って特別扱いしてしまう哀れさ、これこそが私たちへのメッセージかもしれないですね。落書きを描いた誰かは今頃 あざ笑っているかもしれません」と皮肉を込めた。

フィフィはこの絵が見つかり話題となった先月17日にも「防潮扉に許可なく描かれた絵、日本では罪、消すのが妥当。作品の価値うんぬん以前に、有名無名は関係なく罪だから消すしかない」とツイートしていた。