稲垣吾郎(45)と池脇千鶴(37)が14日、都内で映画「半世界」(阪本順治監督、15日公開)の先行上映会に出席した。

同作は、39歳という人生の折り返し地点を迎えた幼なじみ3人の友情や葛藤を描く人間ドラマ。稲垣は山で黙々と炭を焼く主人公の紘、池脇は妻の初乃を演じている。稲垣は「本当にお母さんに見えた」と池脇について語ると、池脇も「お父さんでしたよ。不器用だけど」と振り返った。

取材陣から映画のコピーになっている「思い描いた人生になってる?」を稲垣自身に質問をすると、「14歳からお仕事していて、この年までやっていると思わなかった。思い描いていたものとは違うかもしれないけど、今が、一番幸せだと思いますね」とコメント。さらに「今のような存在になると想像もしていなかった。あまり表に出るタイプじゃなかったし」とも話した。

この日はバレンタインデーということで、バレンタインデーの思い出も明かした。「目立たない人間だったのでもらったことは、ほとんどなかったですね。初めて雑誌に出たとき、みんなびっくりしていたくらいです」とデビュー前の中学生時代を振り返り、「同じ学年に稲垣君がもう1人いたのですけど、すごくもてるやつで。その稲垣君とかみんなもらっていたんですけど、僕は全然で。でも、姉のお友達にもらいました。年上の女性から。すごくドキドキしたのを覚えています」と明かした。

また、13日に巨人片岡治大(やすゆき)2軍内野守備走塁コーチ(35)との結婚を発表したベッキー(34)について「おめでとうございます」と祝福。「昔からコンサートに来てくれるし、去年、京都で芝居をした時に来て下さったり応援してくれている。僕も応援しているので、幸せになってもらいたいです」とコメントした。

この日は他に渋川清彦(44)も登壇した。