広瀬すず主演のNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜、午前8時)の初回が1日に放送され、関東地区の平均視聴率が22・8%(関西地区18・5%)だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。初回の平均視聴率が関東地区で20%を超えるのは17年後期「わろてんか」から4作連続となる。放送開始が午前8時となった10年前期「ゲゲゲの女房」以降では最高だった前作「まんぷく」の初回23・8%を1ポイント下回ったが、「まんぷく」に次ぐ2位の数字となる好スタートとなった。

制作統括の磯智明氏は「タイトルには十勝の大きな広い空をイメージしつつ、夢や希望というメッセージを込めています。なつぞらは、新元号発表という歴史的な日にスタートしました。まっすぐに一本の道を生きたヒロイン・奥原なつの歩みを通して、夢や希望を持ち続ける尊さをお伝えできればと思います」などとコメントした。

◆近年の朝ドラの関東地区における初回平均視聴率

▼10年前期「ゲゲゲの女房」 14・8%

▼10年後期「てっぱん」   18・2%

▼11年前期「おひさま」   18・4%

▼11年後期「カーネーション」16・1%

▼12年前期「梅ちゃん先生」 18・5%

▼12年後期「純と愛」    19・8%

▼13年前期「あまちゃん」  20・1%

▼13年後期「ごちそうさん」 22・0%

▼14年前期「花子とアン」  21・8%

▼14年後期「マッサン」   21・8%

▼15年前期「まれ」     21・2%

▼15年後期「あさが来た」  21・2%

▼16年前期「とと姉ちゃん」 22・6%

▼16年後期「べっぴんさん」 21・6%

▼17年前期「ひよっこ」   19・5%

▼17年後期「わろてんか」  20・8%

▼18年前期「半分、青い。」 21・8%

▼18年後期「まんぷく」   23・8%

▼19年前期「なつぞら」   22・8%