日向坂46が30日、千葉・幕張メッセで、デビューシングル「キュン」発売記念の全国握手会を開催した。

今年2月にけやき坂46(ひらがなけやき)から日向坂46に改名して、初の全国握手会イベントとなった。

握手会前のミニライブで、1曲目に人気カップリング曲「ときめき草」を歌った。大盛況となった会場のファンから、早くも大歓声を浴びた。丹生明里(18)は「本当に感動しました」と感謝した。東村芽依(20)は「平成最後の日を皆さんと一緒に楽しみたいと思います。よろしくお願いします」とあいさつ。渡邉美穂(19)は「今日は日向坂として初めての全国握手会、そして平成ラストの日なので、この会場にいる皆さんが『平成で一番楽しかった日だ』って思ってもらえるようなミニライブと握手会にしていけるように頑張ります!」と意気込んだ。

キャプテン佐々木久美(23)が「平成ラスト、日向坂初の全国握手会、楽しんで行きましょ~!」と叫び、会場を埋め尽くしたファンから再び大歓声を浴びた。

続いて「Foot Steps」「耳に落ちる涙」「沈黙が愛なら」を披露。「Foot Steps」を歌う佐々木久美、佐々木美玲(19)加藤史帆(21)高本彩花(20)小坂菜緒(16)の5人はいずれもファッション誌専属モデルで、非公式ながらもユニット名が「浅草姉妹」に決まったことを発表した。同曲のミュージックビデオが浅草の近くで撮影され、衣装の雰囲気がお笑いコンビの阿佐ケ谷姉妹に似ていることが名前の由来だという。

さらに「JOYFUL LOVE」、ラストにデビューシングル「キュン」をパフォーマンスし、ファンを熱狂させた。ミニライブの興奮冷めやらぬ中、その後の握手会にも行列ができた。

日向坂46は3月27日にシングル「キュン」をリリース。事前予約が必要な個別握手会は4月7日に大阪で開催していたが、予約の必要ない全国握手会はこの日が初開催となり、大勢のファンが訪れた。