陣内智則(45)がMCを務めるフジテレビ系特番「〇〇発東京行き 2019春」が26日午後4時5分から放送される。

特別な思いを胸に高速バスなどに乗り、東京を目指す人々に密着するドキュメントバラエティー。

第3弾となる今回も大阪出身の秋野暢子(62)、群馬出身の中山秀征(51)、鳥取出身の山本舞香(21)、北海道出身の平成ノブシコブシ吉村崇(38)らがVTRで「上京物語」を見守る。司会の陣内は「僕にも去年、娘が生まれました。僕と同じ歳のお父さんが娘に会うため、夜行バスで帰るという場面では、今までになかった感情が湧き起こりました」と感慨深げに話した。

今回、スタッフが取材したのは約850人。1日1便しかない北海道・稚内空港から飛行機で、進学のために上京する19歳の女性に密着した。東京に着くと「飛行機の中で泣いた」。女性には育ててくれた母に感謝の思いがあった。人の多い東京で戸惑う女性に同郷の吉村は「わかる!」を連発。13歳から東京に通っていた山本も、「電車に乗ったとき『どこから人間がわいてきているんだろう』と思いました」と共感した。女性が東京初の夕食に選んだ意外なお店に、出演者は驚く。

大阪駅の高速バス専用ターミナルにいた父と小学生の息子にもドラマがあった。小笠原諸島のフェリー乗り場(東京・父島)では、6日に1度しかないフェリーで東京へ向かう人たちのために行われる盛大なお見送り現場に遭遇。高校を卒業したばかりの女性は、船上からの景色に大号泣した。

陣内は「映画やドラマでは絶対に作れない、ウソなしの“ほっこり”とした物語」とコメント。山本は「家族を大切にしたい気持ちが生まれました。私もお父さんと仲が良いですが、たまにケンカすることもあって。この間は突発的にきついことを言ってしまって…。もっと大切にしないといけないなって思いました。今回のVTRを見ていたら、私も結婚したくなりました」と話した。吉村は「どれも全部ドラマがあって、あっという間でした」と振り返った。