08年以来、2度目の出演となった倖田来未(36)は、幅のある選曲で観客を楽しませた。

胸元が開いたシャツにショートパンツという“エロかっこいい”衣装で登場し「盛り上がっていくよ~!」と叫んだ。ラグビーW杯の「HANAZONOテーマ曲」でもある新曲「Eh YO」で盛り上げ、動画共有アプリ「TikTok」で大人気の「め組のひと」では会場と一体となって振りを合わせた。すると今度は、バラード調の代表曲「愛のうた」をしっとりと歌い上げ、観客を魅了した。

この日は、郷ひろみの「GOLDFINGER’99」を初めてカバーした。「(この曲が発表から)ちょうど20年で、私も12月から20周年。歌わせていただきたいとお願いしたら、ひろみさんもOKしてくれました」。サビの「ア~チ~チ~」では観客も声を合わせる盛り上がりを見せ、「曲のすばらしさを改めて感じました」と手応えも得た。

9月からは、全国ツアーもスタートし、12月からの20周年イヤーにも弾みをつける。「今できることをやり尽くしてから20年目を迎えたい。楽しみにしていてください」。

夏場はイベント出演やライブも重なり、花火をじっくり楽しむのも11年ぶりという。「前回も楽しかった記憶しかありませんが、めっちゃ楽しかったです! 子どもに夏休みらしいこともしてやれないので…。ありがとうございました!」。出演後は、会場に訪れていた夫や息子と一緒に、夏のひとときを楽しんだ。