お笑いコンビ、ロンドンブーツ1号2号の田村淳(45)が、吉本興業に所属するお笑いコンビの宣伝ツイート問題から自身にも疑いが向けられ、「僕は犬山市から金銭を受け取った事はないです」と否定した。

田村は2010年「犬山観光特使」に就任し、自身が愛してやまない犬山城のことなどをSNSでもPRしてきた。28日にツイッターで「誤解」と見出しを付け、「城好きで城の番組などに出演した経緯から1番好きな犬山城のある犬山市の観光特使になり、犬山の事を自分なりに発信してきたつもりです」と説明。「今回の京都市の1ツイート50万円問題から、『おまえもそうだったのか!』など辛辣なコメントを頂きますが…」と、一部で疑惑が持ち上がっていることに触れ、「僕は犬山市から金銭を受け取った事はないです」とした。

問題となっているのは、吉本興業に所属する兄弟コンビ、ミキのSNSでの発信。京都市が2018年度、京都国際映画祭のPR事業の一環で、市の施策をツイッターで2度にわたって発信してもらうため、吉本に計100万円を支払う契約をしていたことがわかった。ミキの2人は18年10月、ふるさと納税と市営地下鉄をPRするためそれぞれ1回ずつ計4回投稿。「京都を愛する人なら誰でも、京都市を応援できるんです!」などと書き込んでいた。ツイートに「PR」などの表記が含まれてなかったことから、ネット上では「ステマ(ステルスマーケティング)」ではないかと指摘する声があがっている。