作家の乙武洋匡氏(43)が、女優の沢尻エリカ容疑者(33)と初めて対面した際の出来事を振り返り、「治療に全力を尽くしてほしいな」との思いをつづった。

乙武氏は17日、ツイッターを更新。2014年1月に自身が投稿したツイートを貼り付けて、「もう5年以上も前になるのか…」と、しみじみと振り返った。

そのツイートには、友人の結婚式で初めて会った沢尻から、ネット上でからまれることが多いことを心配されたというエピソードがつづられている。「慣れっこだから」と答えた乙武氏に対し、沢尻はいたずらっぽい笑みを浮かべて「でも、いつまでもしつこくグダグダ言ってくる人たちもいるでしょう。そういうときは我慢しないで、こう言ってやってください。『べつに…』って」と、自身がバッシングを受けた過去の発言をネタにして場を沸かせたという。「メディアでの印象から、とっつきづらいタイプなのかと思っていた。けれど、ゆうべの彼女は多くのことを話し、多くの笑顔を見せてくれた。十歳も年下であることを忘れさせるほどの芯の強さにも感心させられた」と、沢尻容疑者の当時の印象をつづっていた。

また乙武氏は、沢尻容疑者の言葉を紹介。「波風を立てずに生きていくほうがよっぽどラクだし、できることならそうしたい。でも、深い悲しみや、心の底から湧き上がるようなよろこび。これだけ振り幅の広い人生を歩んでいる方が、きっと表現に生かさせると思う」という、その言葉に「同じくメッセージを発信する者として、彼女の言葉に何度もうなずいた」という乙武氏。合成麻薬MDMAを所持したとして逮捕されたことに、「治療に全力を尽くしてほしいな」と願った。