お笑い芸人のカンニング竹山(48)が、麻薬取締法違反容疑で逮捕、送検された女優沢尻エリカ容疑者(33)の今後について、「復帰をさせるということを前提にやらなければいけない」との考えを示した。

これまで薬物依存症の人々を取材をするなどしてきた竹山は18日、月曜レギュラーを務めるTBSラジオ「たまむすび」で、沢尻容疑者の事件に言及。「ドラッグをやったキャリアが長かったりすると依存症という病気になっている可能性が高い」と説明し、「じゃあ、それを治すためのことを考えなきゃいけないし、あの子も復帰をさせるということを前提にやらなければいけない」と、沢尻容疑者の復帰についても触れた。

続けて「今まで、我々より上の世代はドラッグというものに対して、それこそ『覚醒剤やめますか、人間やめますか』っていうあのバカなキャッチコピーが流行りすぎちゃって、『人間やめますか』じゃ終わるわけよ、『死ねっていうことか』っていう話しでしょ。そうじゃなくて、社会復帰して、1回スリップしてももう1回行くという、『ドラッグは病気だよ』っていうような社会になっていかなきゃいけないんだけど、それがなかなかまだ世の中の人がわかってくれない」と述べるとともに、「法を犯したのは確か。それは罪を償わなきゃいけない」と付け足した。