NHKは27日、大みそかの「第70回NHK紅白歌合戦」(午後7時15分スタート)出場歌手の曲順を発表した。

大トリは白組の嵐で「嵐×紅白スペシャルメドレー」、トリは赤組のMISIAが「アイノカタチメドレー」で務める。

また特別企画として歌手で初出場のビートたけし「浅草キッド」竹内まりや「いのちの歌」、松任谷由実「ノーサイド」はいずれも後半で披露される。

嵐は大トリとは別に、米津玄師が作詞、作曲したNHK2020ソング「カイト」も披露する。

NHKの加藤英明チーフ・プロデューサーは、嵐の大トリ起用の理由について「嵐さんは来年NHKオリンピック・パラリンピックナビゲーターもお願いしていることもありますし、20周年アルバム以降は、特にデジタルの世界での新たに活躍があった。ファンとの交流も深めていた。日々目が離せないし、常に今年は嵐の話題だった。エンターテインメント席巻された最後の歌唱お願いしたという形です」と説明した。

MISIAのトリ起用については「去年紅白でのステージがボーカリストとしてもアーティストとしても成熟していた。人気も衰えないですし、新たな挑戦をされていて、アーティストとしての存在感が増してらっしゃるのは間違いない。社会貢献も活躍をされていて、2020年に向けた紅白ラストふさわしいと思いました」とした。