爆笑問題太田光(54)が5日、レギュラーを務めるTBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)に生出演し、“コロナ禍”におけるテレビの役割について語った。

TBSは4日から約2週間の番組収録、ロケの中止を決定。テレビ界にも新型コロナの影響が及んでいるが、太田は「我々お笑い芸人は一番必要ない仕事。“不要不急”と言われると、一番最初に『いらない』という仕事なので、この番組だってどうかねとみんな思うけど」としつつ、「テレビが日常的にやっていることっていうのが、僕にとっては重要なこと」と普段通りの放送の意義を語った。

また「僕と田中は初めてTBSで楽屋が別なんですよ」と番組内のコロナ対策も明かし「スタッフも検温して、とにかく普段の私生活から人に感染させないこととか、厳重に注意してやれることをやっていく、それしかできないのかな」と話した。

繰り返される報道がコロナ不安をあおっているのでは、との意見には「志村さんが亡くなったり、外国ではこう、とか伝える番組があることも重要だけど、そうじゃない番組も必要。そこで追い詰められた人たちが病院に駆けつけたら医療崩壊になる。テレビは人の気持ちを柔らかくするし、僕はテレビに救われてきたところがある」と語った。