新型コロナウイルスの感染拡大で客足が落ち、存続の危機に立たされた全国のミニシアターの支援を目的に、13日に始まったクラウドファンディング「ミニシアター・エイド基金」が、スタートから3日目の15日午後10時に、目標額1億円を突破した。
基金は13日午後1時に、5月14日までの1カ月間の期限付きでスタート。参加を表明した劇場が休業を1、2カ月してもつぶれないよう運営団体1つあたり、平均150~200万円分配することを目指し目標額を1億円に設定。スタート段階で78劇場が参加した。
発起人の1人の深田晃司監督は同日、ミニシアターの救済を目的としたプロジェクト「#SAVE THE CINEMA」の有志がインターネット上で開いた会見に、テレワークで出席。その席上で「参加を希望する映画館に1~2カ月分配できる額として、1億円を目標額に設定した。潜在的にミニシアターがなくなって困る人が、こんなにいる。本当に驚いているし、映画が必要な人がいると知って背中を押されている」と感激した。
その上で「今回は緊急措置。まずは国が平時からフランス、韓国、欧米レベルのように助成を出せば、こういうことにはならない」と国の支援の必要性を訴えた。さらに「映画業界で互助するシステムも日本にはない。コロナの問題が起きたことを受けて解決しなければならない」と映画業界におけるシステムの改善も訴えた。
今後については「1億、オーバーしても進んでいくため、もう少し集めていきたい」と語った。



