新型コロナウイルスに感染した元NHKアナウンサーでフリーアナの住吉美紀(47)が25日、TOKYO FM「Blue Ocean」(月~金曜、午前9時)にリモートで生出演し、約1カ月ぶりにパーソナリティーとして復帰した。

住吉は番組内の新型コロナウイルス関連情報の中で、自らの感染、入退院の体験を語った。「どんな病気か、関心があると思う。少し私の体験についてお話ししたい」と切り出し「4月半ばから感染、発症したため5週間、休みをいただいた。かかってすぐ、すごい高熱になり…インフルエンザと同じで2、3日、寝てたら治るかと思ったら、いやいや…39度、40度までいった。中等症というところまでいって、ウイルスと戦った…体、頑張ってくれてありがとう」と振り返った。その上で「接触自粛、消毒も頑張ったのに、それでもかとショック。ウイルス、スッと入ってきた…一瞬、何か触って口に手を運んでしまったのかな」と、徹底した健康管理をもってしても、感染してしまった複雑な思いを吐露した。

「1回かかると、本当に長い。ちょっと寝ているから治るというものじゃない。軽症でも1、2週間、熱が続くという。長い。基礎体力がないと、戦うのが大変。高齢者にうつしてはいけない、親世代にうつしたくないという気持ちが強くなりましたし、普段の健康管理が大事だと思った。(番組を)5週間休むと思わなかったけど、必要…せきは残るし」とも指摘。症状の長期化が、新型コロナウイルスの最大の難しいポイントだと強調した。