5人組ヒップホップグループ、DOBERMAN INFINITY(ドーベルマンインフィニティ)が4日、有料配信ライブ「LIVE×ONLINE」に出演した。

コロナ禍で、3月から開催予定だった47都道府県ツアーが中止に。その鬱憤(うっぷん)を晴らすかのように、パワフルなステージを見せた。オープニングからSWAY(34)が「俺らのパーティーにようこそ! 一緒に遊ぼうぜ!」。P-CHO(40)が「離れていたって関係ないぜ! 俺たちがみんなとの距離を縮めてやるぜ!」とあおった。「Treasure」では腕を上げ、「WILD STYLE」では体を揺らし、「GA GA SUMMER」ではペンライトを振りながら、コール&レスポンスを繰り返した。熱気あふれるパフォーマンスに、SWAYは早くも「汗、“爆かき”です」。

グループにとっては、昨年11月のアリーナツアー以来のライブだった。GS(41)は「今回は、真骨頂である“パーティー野郎”をどうやったら伝えられるかを考えてきた。約7カ月ぶりのライブで、久々に動きました。皆さんも明日は日曜日、筋肉痛になるくらいまで騒いで!」と話すと、「SUPER BALL」ではキャラクターの「ドービー」や、抽選で選ばれたファン16人とZoomを通じて一緒に踊るなど、オンラインならではの演出でも楽しませた。

初のオンラインでの無観客ライブに、メンバーはそれぞれ思いも語った。

P-CHOは「自分がこうしてマイクを握って、ステージに上がれていることをうれしく思います。今できることを全力で、まじめに突き進んでいきたいと思います」。GSは「遠くから応援してくださっている方の声も、いろいろなところからいただいていた、それが僕らの日々のパワーになっています」。KAZUKI(29)は「この期間で各日に僕らも曲を作っていますし、また会えた時に、また違った姿を見せられるように頑張っていきます」。

リーダーのKUBO-C(40)は「コロナ、正直ムカつきますけど…」と本音を吐露しながら「今しかできないこともあると思うので、それを見つけて、次会える時を楽しみにしています」。SWAYも「またライブで会えた時は、今までに感じたことがないくらいのいろいろな思いをキャッチボールしたい。超ド級を超える、超ド級のパーティーをやりたいと思います」と誓った。

「We are the one」を歌い終え、一度はステージを降りたが、コメント欄にファンからの「アンコール」の書き込みに応えて、「SAY YEAH!!」を披露し、ノリノリな夜を締めくくった。