俳優織田裕二(52)主演のフジテレビの連続ドラマ「SUITS/スーツ2」(月曜午後9時)の第9話が7日、放送される。

「SUITS/スーツ2」は全米メガヒットドラマ「SUITS」のシーズン2が原作。負け知らずの敏腕弁護士・甲斐正午役を織田、経歴詐称の天才ニセ弁護士・鈴木大輔役を中島裕翔(27)が演じる。

第9話では、甲斐(織田)と大輔(中島)は、有名キャスターの浜崎哲平(中村芝翫)に会いに行く。浜崎は、自身のテレビ番組で人気プロ野球選手の等々力真一(佳久創)の薬物使用疑惑を報じて訴えられていた。等々力の所属球団は、浜崎と番組を放送した東都テレビに対して、それぞれ賠償金3億円と、番組での公式謝罪を要求していた。

相手側が日本経済のドンで球団親会社のトップということもあって、謝罪するしかないのでは、と考える甲斐と大輔。しかし浜崎は「これまでも経験と勘で断定的な発言をしてきたが自分には負けた記憶がない」といってそれをかたくなに拒む。

そんな中で「幸村・上杉法律事務所」のトップは幸村チカ(鈴木保奈美)か、それとも上杉一志(吉田鋼太郎)か。シニアパートナーによる投票で代表を決める会議が5日後に迫っていた。

上杉は蟹江(小手伸也)を呼び出し、シニアパートナーに指名する。ファームの共同代表である上杉は、独断で1人をシニアパートナーに昇格させる権限を有していた。喜ぶ蟹江に対して上杉は、代表を決める臨時パートナー会議までは秘密にしておくよう告げる。このとき、ひそかにトップ争いの均衡が崩れようとしていた。