26日に行われたコント日本一決定戦「キングオブコント2020」で優勝したジャルジャルが29日、京都・よしもと祇園花月で「第17回祇園お笑い新人大賞presented byジャルジャル」を開催した。

ジャルジャルのコントから生まれた「芸人キャラ」によるお笑い賞レース。ジャルジャルが9組の架空の芸人を演じ、優勝を競った。タイトルの「第17回」は芸歴17年にかけており、実際は初の試みとなる。

出場資格は新人芸人で、ジャンルは不問。予選を勝ち抜いた8組と敗者復活1組の設定。会場の観客と生配信の視聴者が審査員となる。

「ブラックデビル」「諸田・津沼」「ヤングマッスル」「OSANANAJIMI」「キューティキャンディ」「タッチワゴン」「松ノ家座笑」「エンジェルキュート」「パワージャングル」の芸人キャラが登場。

「タッチワゴン」は敗者復活として、有料ネタサロン「ジャルジャルに興味ある奴」の会員による投票で決定した。そのまま優勝し、1000億円のボードとトロフィーが贈られた。

司会は東野幸治(53)と川島海荷(26)が務めた。

ジャルジャルは26日のキングオブコントで、エントリー総数1707組の中から優勝。初回から13年連続出場し、4回目の決勝進出で王者に輝いた。東野から感想を聞かれ、後藤淳平(36)は「貫禄を見せつけないとっていうのはあった」と振り返った。

今公演は10月5日午後7時まで視聴できる。