女優井頭愛海(19)が10日、大阪市内で、初主演映画「鬼ガール!!」(瀧川元気監督、16日から全国順次公開)の舞台あいさつを行った。

同作は大阪・河内長野市にある奥河内地域が舞台。自治体や観光協会などの全面協力のもとに製作され、井頭は鬼の血が流れる自分にコンプレックスを抱く高校生を演じる。

舞台あいさつには瀧川監督とともに登壇。撮影裏話を聞かれ、井頭は「今日(台風の接近により)雨が降っていたのですが、ちょうどこの舞台あいさつの直前に晴れたんです。実は私と監督、晴れ女と晴れ男で、撮影中も全然雨が降らなくて、撮休がなかったのは少ししんどかったです」と振り返った。

最初に撮影したのが、主人公の家族、鬼瓦一家のシーンだったという。父親役は山口智充。井頭は「撮影中も本当のお父さんのように優しくて、休憩時間に『愛海ちゃん、体調大丈夫?』と気遣ってくれて、そのおかげで大変だった撮影も乗り越えられました」と感謝していた。

大阪出身の井頭は、たこ焼きの焼き方にこだわりを持っているという。「友達とタコパをしていて、(友だちが)早くひっくり返そうとすると『それ、まだ、アカンで!』と止めに入ったり」と語った。