柴咲コウが主演を務める日本テレビ系連続ドラマ「35歳の少女」(土曜午後10時)の7日放送の第5話視聴率(関東地区世帯)が9・4%だったことが9日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は11・1%、第2話は9・6%、第3話は10・0%、第4話は9・1%だった。

人気脚本家の遊川和彦氏のオリジナル作品。不慮の事故で25年眠り続け「体は35歳、心は10歳」として目覚めた主人公・望美(柴咲コウ)の成長物語。舞台となる1995年と2020年の間の25年間の社会変化が描かれる。

望美を献身的に介護してきた母親・多恵役を鈴木保奈美、父親・進次役を田中哲司、妹の愛美役を橋本愛がそれぞれ演じる。また、望美の初恋の相手・広瀬結人役を坂口健太郎が演じる。

第5話で、望美は子供時代の記憶を懐かしく感じ始めていた。多恵は、急速に大人びて来た思春期のような望美と、家庭教師の結人の関係を不安げに見守った。

一方、愛美は実力を認めてくれない職場に不満を抱えつつ、困った時だけ優しくしてくる相沢(細田善彦)への思いを断ち切れずにいた。そして進次の家では達也(竜星涼)が荒れ、加奈(富田靖子)がけがをする事態に。加奈は、2日後に迫った達也の誕生日に、要求された整形費用100万円を渡すつもりだと進次に告げた。

そんな中、結人への気持ちがますます募る望美は、いちいち心配してくる多恵に“もう結人と付き合っている”とフライング交際宣言した。結人は積極的に気持ちをぶつけてくる望美に戸惑いを隠せない。その一方で望美は、生徒が自殺した過去を持つ結人が、本当は教師に戻りたい気持ちをごまかしていると感じていた。相変わらず代行業でその日暮らしを続ける結人が恋人代行の仕事に向かうと聞いた望美は、心配で後をつけた。しかし結人に恋人役を頼んだ相手は愛美だった…。