女優吉田羊が28日、都内で、WOWOWの主演ドラマ「連続ドラマW コールドケース3~真実の扉~」(12月5日スタート、土曜午後10時)の完成報告会見に出席した。永山絢斗(31)滝藤賢一(44)三浦友和(68)光石研(59)波多野貴文監督も出席。

未解決凶悪犯罪、通称「コールドケース」を扱う捜査チームの奮闘を描く作品の第3弾。WOWOW開局30周年企画のスタート作品となる。背中のぱっくりと割れた金と白の派手な衣装で現れた吉田は「私にとってはホーム。本当に家族のようなチーム。ここに帰ってくるとほっとする」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

相棒役の永山も「最初の衣装合わせの時にみなさんにお会いしてニタニタしてしまった。また皆さんに会うために他のお仕事をしているような、またやる機会が来たんだなって」とチームワークの良さを明かした。

今年の2月にクランクインしたが、新型コロナウイルスの影響で2カ月間中断を挟み、フェースシールドなど万全な対策をして再開したという。吉田は「光石さんがフェースシールドしながらベビースター(ラーメン)を食べて、ざざざって落としていました」とエピソードを暴露し、笑わせた。

隣にいた滝藤も「こんなことがあるのか」と驚いたというが、光石は「全部狙い通りです」とニヤリ。三浦が「光石さんだけじゃなくてみんな絶対あると思う」とフォローするなど雰囲気の良さを伺わせた。

また永山は「クランクアップの時にみんなで写真を撮ったら(シーズン)『4』だねってみんなで話になった」といい、光石は「ぼくは12くらいまで考えている」と次を見据えた。

吉田は「5年かけて我々はチームワークと絆を築いてきました。進化し成熟したシーズン3が出来ました。全てにおいて奇跡が集まった作品」と胸を張った。

最後に永山は司会から、WOWOWに加入したかどうか問われ「それがちょっと未解決…」とタジタジに。共演者からもいじられ「入ります」と控えめに宣言した。