女優の道を生き抜き「大阪のお母さん」と呼ばれた、女優浪花千栄子さんをモデルにしたNHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜午前8時)。座長の天海一平(成田凌)が立ち上げた鶴亀家庭劇は軌道に乗り、千代(杉咲花)との距離感も縮まってきました。そんな時、社長から一平に2代目天海天海を襲名するよう命令がきますが、一平は断ってしまいます。その背景にあるのは、やはり家族の問題でした。千代はどう動くのでしょうか。次回のあらすじを紹介します。

  ◇   ◇   ◇

幼き日より、一平が恨んできた父・天海天海(茂山宗彦)のそぶりからは、到底想像できない事実を突き付けられた、一平と千代。ぼうぜんとしたまま、京都をあとにし、道頓堀の帰路につくのだった。時を同じく、千之助(星田英利)も天海から口止めされていた事実を鶴亀家庭劇の座員たちに話し始める。そして、天海と千之助の2人以外にこのことを唯一知っていたあの人も、一平と千代の帰りを待ちわびていた。