テレビ東京系ドラマ「生きるとか死ぬとか父親とか」が4月9日深夜0時12分から放送される。

原作は、ラジオパーソナリティー・コラムニスト・作詞家と多彩な顔をもち、女性からの支持を集めるジェーン・スーが、自身の家族の出来事と思い出を描いたリアルストーリー。吉田羊と国村隼が親子役でダブル主演を務める。

劇中のラジオ番組「トッキーとヒトトキ」の「お悩み相談コーナー」が見どころの1つ。ジェーン・スー自身のラジオ番組でも人気のコーナーだが、「トッキーとヒトトキ」のメインパーソナリティーを務める主人公・蒲原トキコ(吉田)の相方として、番組を進行するアナウンサー・東七海役に田中みな実の出演が決定。女優としても活躍中の田中が、アナウンサー役として登場、リアルな視点での演技が注目されそうだ。

田中は「局アナの頃から親交があるジェーン・スーさん原作の本ということで、お話をいただいたときの感慨もひとしおでした。スーさんが大切にされているラジオの仕事でかかわる人物を演じる機会をいただけて大変光栄です」とコメント。演じた役柄について「私が演じた東七海が抱える悩みは、きっと自身も局に在籍し続けていたら訪れたであろう問題で、現実味を帯びた内容に胸が締め付けられました」と話し、劇中のラジオ番組の撮影では自らの経験から提案もしたという。

共演した吉田について「学ぶこと、得ることが多く、お会いする度に刺激を受けました。羊さんのお芝居を目の前で見て、感じて、受け止めることができて、願ってもないような経験をさせていただきました。羊さんのお人柄にすっかり魅了された私は、クランクアップしてからも日々羊さんを思っております(笑い)」と明かし、「見終わったあとに気持ちがふわっと軽くなるような作品です。ご期待ください」とアピールした。