氷川きよし(43)が31日、岡山県の岡山市民会館で、自身通算2500回目のコンサートを開催した。「氷川きよしコンサートツアー2020-2021~Never give up~」の岡山公演で、デビュー22年目で節目に到達した。1回目のコンサートは01年7月5日の東京・中野サンプラザだった。

新型コロナ禍のため、同ツアーは年頭から各所で公演延期を余儀なくされたが、万全の感染予防対策を行って実施。昼夜2公演で計2500人を動員した。氷川は「皆さんのおかげで22年間、命懸けで頑張ってきて今日があります」と感謝した。

熱唱した新曲「南風」は困難な時代にも前向きに生きようと歌う歌謡曲テイストの楽曲。会場から大きな拍手が起きた。約2時間半で全22曲を歌った氷川は「今日が一番幸せです」と感激していた。