女優の道を生き抜き「大阪のお母さん」と呼ばれた、女優浪花千栄子をモデルにしたNHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜午前8時)。

終戦から3年、千代(杉咲花)たちは地方で公演を続けていました。そんなとき、鶴亀の社長、大山鶴蔵(中村鴈治郎)から「道頓堀に戻ってこい」という連絡がきます。一平(成田凌)は、鶴蔵がどうして万太郎一座ではなく自分たちに声をかけたのか不信に思います。実は、須賀廼家万太郎(板尾創路)は、病で声を失っていました。そのことを知った須賀廼家千之助(星田英利)は、万太郎最後の公演に助っ人として参加することにします。次回のあらすじを紹介します。

万歳(藤山扇治郎)と千兵衛は初日以来、稽古場に顔を出さない。一方、千之助も稽古でせりふが出なかった日を境に姿を見せない波乱の船出。そんな中、新しい劇団員の灯子から終戦後の道頓堀で公演したマットン婆さんの話を聞く千代と一平。鶴亀新喜劇は自分の居場所だという灯子の言葉に力が湧く。その夜、寛治(前田旺志郎)が帰還した。千代にガラス玉を差し出し、ヨシヲ(倉悠貴)との満州の酒場での出来事を話し始める…。