27日に放送された、鈴木亮平(38)主演のフジテレビ系連続ドラマ「レンアイ漫画家」(木曜午後10時)第8話の世帯視聴率が5・2%(関東地区、速報値)だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人平均視聴率は2・8%。

初回から6・5%、5・1%、4・8%、5・7%、5・6%、5・0%、5・0%だった(いずれも世帯視聴率)。

主人公・刈部清一郎(鈴木)は、人付き合いが苦手な変わり者の天才漫画家。刈部まりあという女性名のペンネームで正体を隠し、大ヒット作の「銀河天使」を連載しているが、そのプライベートは謎に包まれている。夢なし、彼なし、仕事なしのアラサー女子・久遠あいこ(吉岡里帆)は、初恋の人・刈部純の葬儀で、その兄の清一郎と出会う。弟の息子のレン(岩田琉聖)を引き取った清一郎は「俺のために恋愛しろ」と、あいこに仕事を依頼する。漫画のネタのために疑似恋愛するというミッションだった。清一郎のむちゃぶりのもと、疑似恋愛相手と淡い恋に発展したり、しなかったりの悲喜劇を繰り返すあいこ。2人の姿を描くラブコメディー。

第8話で、清一郎(鈴木)は、あいこ(吉岡)の告白に激しく動揺していた。なぜ彼女が自分に恋愛感情を抱いたのか理解できずに悶々としてしまう。あいこも、普段通りに振る舞おうとするが、とうてい平静ではいられなかった。

一方、編集者の向後達也(片岡愛之助)は「銀河天使」を日本漫画大賞にノミネートした事を、賞嫌いの清一郎に、いつ伝えようか悩んでいた。向後の様子を見ていた、あいこのバイト先のカフェ店長・二階堂藤悟(眞栄田郷敦)は、清一郎が「銀河天使」の作者だと気付く。別れたばかりの元カノ伊藤由奈(小西桜子)とは、気まずい雰囲気のままだった。

刈部家へ向かった向後はレン(岩田)を見つけた。その隣には清一郎の古くからの友人という秋山美波(内田理央)の姿が。レンと一緒に再び家にやってきた美波に目を見開く清一郎。レンが自分の部屋に行ったところで、美波がレンに母親だと伝えてないことを確認する。事情を知らない向後は、緊迫した空気の2人に戸惑うも、あいこにリビングから連れ出される。

美波は離婚してから一度もレンに会いたがらなかったではないか、と問い詰める清一郎。美波は、それは父親の純が望まなかったからだと言い訳し、今ならレンと暮らせる気がする、清一郎と3人なら、と言い出す。あいこから事情を聴いた向後は、清一郎の危機を察知、美波を追い返す作戦に出た。