アニメ映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」や16年の実写映画「シン・ゴジラ」などの総監督を務める庵野秀明氏(61)のこれまでの創作活動に迫る展覧会が10月に東京・国立新美術館(企画展示室1E、10月1~12月19日)で開催されることが12日、発表された。

アマチュア~アニメーター時代に参加した過去作品や、監督・プロデューサーとして活躍する最新の仕事までを網羅。さまざまな制作資料が展示される世界初の展覧会となるという。

庵野氏は幼少期からアニメや特撮に傾倒、高2で8ミリフィルム機材を購入し、実写やセルアニメの制作をスタート。88年にアニメ映画「トップをねらえ!」で商業作品の監督に挑戦。95年のテレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」が大ヒットして、シリーズ化、今年3月公開の「シン・エヴァンゲリオン劇場版」で完結した。また、16年には映画「シン・ゴジラ」、公開日調整中の映画「シン・ウルトラマン」の企画・脚本を担当。23年には映画「シン・仮面ライダー」(公開予定)の監督・脚本を務めることも発表されている。