歌手の秋元順子(74)が22日、21日に亡くなったテナーサックス奏者の原信夫さん(享年94)について、所属レコード会社を通じて追悼コメントを出した。

「日本を代表するビッグバンド『原信夫とシャープス&フラッツ』のリーダー、原信夫さんのご逝去の報は、大変残念でございます。

私は、2010年にアルバム『スインギン』で、レコーディングに参加させて頂きました。それは『原信夫とシャープス&フラッツ』としての最後のレコーディングでした。

スタンダートジャズ三曲と、原信夫さんが美空ひばりさんに書かれた『真っ赤な太陽』にもボーカル参加させて頂き、私自身、歌を諦めずにいたからこそ、このような光栄な機会に巡り会えたと思う瞬間でした。

その後 ご一緒させて頂いたステージは、緊張の中にも、とても楽しいひとときでした。

素敵な時間をありがとうございました。

そのアルバムは宝物です。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

秋元順子」

秋元は2010年に「原信夫とシャープス&フラッツ」と共演作をリリースしている。