米歌手ブリトニー・スピアーズ(39)が、引退の危機にあると報じられている。スピアーズは先月、2008年から続く実父ジェイミー氏による成人後見人制度の終了を求める審問に出席し、「避妊を強要され、妊娠も結婚もできない」と語り、自分の人生を取り戻したいと訴えていた。その後、25年付き添ってきたマネジャーのラリー・ラドルフ氏が、「最後に話をしたのは2年前ですが、その時すでに正式に引退したいと話していたのだと気づいた」と語り、辞任を発表した。

スピアーズは2019年にラスベガスで予定してた定期公演をキャンセルし、無期限の休業を発表して以降、表舞台から姿を消している。

また、スピアーズの生活面で後見人を務めるモンゴメリー氏も、資産を管理するジェイミー氏がスピアーズとの連絡を取り合ったり、後見人としての決定に関与することを妨害していると告発。裁判所に提出された資料で、ジェイミー氏がスピアーズの資産200万ドル以上を使って後見人であり続けようとしていると明かしているとピープル誌が伝えており、後見人を巡る裁判は泥沼の様相を呈している。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)