元女子レスリング世界王者でタレントの吉田沙保里(38)が24日、アシックスの東京五輪オンライン観戦イベント「REDスタジアム」に本並健治、丸山桂里奈夫妻と出席した。

23日に行われた東京五輪開会式に、トーチを掲げて登場し、プロ野球界のレジェンド、長嶋茂雄氏、王貞治氏、松井秀喜氏へ聖火をつないだ吉田。「緊張しました。無観客は残念だったんですけど、ほんとうに野球界のスーパースターの方々にトーチをつなぐなんてこんな光栄なことはないです。話しているだけで、鳥肌が立つんですけど、終わってホッとしています」と肩の力が抜けた様子だった。

リハーサルでは「右足から歩き出すとか、一礼はこのタイミングでする、とか、確認して失敗しないようにしていたんですけど…」と苦笑いを浮かべ、本番、走りだす瞬間が若干早く、元の位置に戻る場面もあったことから「リハの時よりも『あれ、紹介が思ったより長いな』とかで…ずれてしまい、失礼致しました」と顔をあからめ謝罪した。

吉田と同級生だという丸山は、本並とテレビで開会式をみていたといい「さおりんのことだけしか見ていなかった。でも『やっちゃってるよ』って…」と、吉田のミスに対し、鋭い突っ込みを入れ、笑わせた。