上方落語の重鎮、笑福亭仁鶴さん(本名・岡本武士=おかもと・たけし)が17日に骨髄異形成症候群のため、大阪府内の自宅で亡くなっていたことが20日、分かった。84歳。所属の吉本興業が発表した。

▽中田カウス(72) 1970年の大阪万博の現場では仁鶴師匠の回りにはいつも人だかりができ、万博よりも人気があったすごい人でした。夫婦そろってヨーロッパ旅行にご一緒させてもらうなど、若い頃から、本当にかわいがっていただきました。泣き言を言うことも、お酒で崩れることも一切みせたことがなく「笑福亭仁鶴」という看板をずっと大事にされていたことと思います。見事なしまい方だったと思います。本当にお疲れさまでした。