TOKIOのリーダー城島茂(50)が21日、テレビ朝日系「週刊ニュースリーダー」(土曜午前6時)に生出演し、今月14日に肺炎のため93歳で死去したジャニーズ事務所の藤島メリー泰子名誉会長に向けて感謝を伝えた。

86年にジャニーズ事務所入り。「自分が初めてメリーさんにお会いしたのは15歳の時でした」と振り返った。「少年隊のコンサートの楽屋でお会いしたのですが、こんにちはとあいさつしたら、畳に座っていたメリーさんが『目上の人が座っているんだから、あなたも座ってあいさつしなさい』とおっしゃって。注意されたところから始まりました」と明かした。

「TOKIOはいろいろ、一番しかられたグループかもしれません」と回想しながら、「怒るというより、ちゃんとしかって、教え諭してくださった、本当によき母親というか、人生の母親だったと思います。優しく厳しい方でしたけど、本当にすてきな母親だったなって思います」と感謝した。

今年4月からジャニーズ事務所の子会社である新会社「株式会社TOKIO」として新たにスタートを切り、同社の社長を務めている。「感謝の気持ちは一言では言い尽くせない部分があるんですけど、タレントとしても人としてもいろいろ教えていただきましたし、株式会社TOKIOの社長としても、経営者としても、これからどうあるべきか学ばさせていただきました」と伝え、「これからも頑張っていきたいと思います。メリーさん本当にありがとうございました」と頭を下げた。