声優井口裕香(33)稲垣来泉(10)藤原紀香(50)が16日、都内で、映画「劇場版オトッペ パパ・ドント・クライ」(飯塚貴士監督)の公開記念舞台あいさつに出席した。

NHKEテレで放送されているアニメ「オトッペ」の映画化。世界一のDJを目指すシーナと音から生まれた不思議な生き物「オトッペ」たちの日々を描いた物語。

ウィンディ役の声を担当した井口は映画化について「すごくうれしかったんですけど、もともと5分アニメなので、映画って5分じゃならないよな、どうなるんだろうというワクワクとドキドキがありました。どんな映画だろうってすごくワクワクしたのを覚えています」。

リル役の稲垣は「私も小さいときに(テレビで)オトッペを見ていて、ウィンディやオトッペが大好きでした。リルちゃんとしてオトッペタウンに行くことができて楽しくて仕方なかったです」と愛らしく振り返った。バブーなどわずかな単語しか発語しないリル役を熱演した。「ちょっと前の小さい時を思い出して、言葉にはならないけどいろんな感情を持っているから、リルちゃんの表情を見たりして、『バブー』とか『ダー』に思いを込めました」と明かした。

飯塚監督は「こんなにバブーを使い分けられる人はいないのではとスタッフ一同驚いておりました」と絶賛した。