女優永野芽郁(22)が20日、都内で行われた主演映画「そして、バトンは渡された」(29日公開)の学生限定試写会にサプライズ登場した。上映後に、永野と血のつながらない父親役を演じた田中圭(37)がVTRで登場。「今日は、そちらに行けないので、代わりに娘に行ってもらいます」と言うと、永野が登場。知らされていなかった高校、大学生のファン約100人は「エーッ」と驚きの声をあげた。

永野は「実は皆さんと、一緒に見ていたんです。泣いている人とか見て、うれしかった。最初に作品を見たときはドキドキしたけど、今日はよく分かったし、皆さんの反応を見られてうれしい」と笑顔を見せた。

父親役の田中について、永野は「とにかく寝癖がすごい。もう芸術的。どうやって寝ていたんですかという感じ。毎日、楽しみでした。写真展を開いて欲しいくらい。アートでした」と振り返った。そして「あと、意外とおちゃめでした。あれほどカッコイイのに、ツッコミづらいうそを言ってくるから。最近、うそが増しました。取材を受けている時も、1媒体1うそくらいついている。どう、ツッコんでいいか分からない」と笑った。

印象に残るシーンを聞かれると「卒業式のシーンで、初めてピアノを弾きながらのお芝居だったんですけど、しっかりできました」と話した。