17年からBS日テレで放送の「BS笑点ドラマシリーズ」第4弾となる「笑点をつくった男 立川談志」が、22年1月2日に放送されることが19日、明らかになった。シリーズ第1弾から立川談志役の駿河太郎(43)のほか、新キャストとして篠田麻里子(35)らが出演する。

第4弾では、人気番組「笑点」の知られざる創成期、孤高の天才落語家・立川談志の素顔が描かれるといい、放送日の1月2日は、談志さんの誕生日でもある。今作から、妻の則子役に篠田が起用されたほか、林家三平役を小手伸也(47)、のちの古今亭志ん朝となる朝太役をマギー(49)、談志の師匠・柳家小さん役に角野卓造(73)、物語で重要な役割を担う日本テレビプロデューサー小里光役を、現司会者の春風亭昇太(61)、五代目三遊亭圓楽役を谷原章介(49)がそれぞれ務める。

主演の駿河太郎は「これまでの笑点ドラマシリーズでも談志さん役はやらせてもらっていましたけど、談志さんだけは絶対に主役にせんといてくれとプロデューサーにはずっと言ってたんです。こんな難しい役、ないじゃないですか。でも始まってしまったのでやるしかないですよね(笑い)。僕は関西人やし、落語がすごく好きな方が見たら『絶対に違う!』という方もいらっしゃるとは思うんですけど、僕が思う、僕なりの談志さんで納得してください(笑い)」。

今回から出演の篠田は「談志さんのプライベートは知らなかったので、台本を読んで談志さんの意外な一面がたくさんあって、物語としてすごくおもしろいなと思いました。談志さんの世間のイメージを一気に変えるのが奥さんである則子さんの存在だと思うので、楽しみであり、ちょっと不安でもあります。談志さんをズキュンとさせなければいけないプレッシャーは感じましたが、則子さんは女性から見てもすてきな方だなと思いますし、私なりに一生懸命楽しんで演じたいと思います」とコメントした。