片瀬那奈(40)が17日、自身のYouTubeチャンネルで生配信を行った。9月30日に大手芸能事務所を退社して以来、公の場で活動していなかったが、2カ月半の沈黙を破った。片瀬は「みんなが知りたいことが分からないけれど、なぜ事務所を離れたのか…」と所属していた事務所を離れた理由について語った。その中で「同じ仕事であっても新しい自分がワクワクするような形でやってみたいと思っちゃった」と言及した。

片瀬は「臆測で、いろいろな記事が出ている中で、渦中の時は本当に悲しかったし、苦しかったし、その中で仕事をしている部分はあった」と語り出した。その上で「特に事務所の方には申し訳ないと思ったし…そういう気持ちでいっぱいだし、そういう気持ちで感謝してます。20年以上、お仕事させてもらってありがたかった。恵まれた環境だったし…」と事務所に謝罪と感謝の思いを口にした。

続けて「でも、23年で初めて立ち止まった」と口にした。「将来のこととか夢があるとか、自分のことを1度も考えたことがなかった。考えずに生きてこられたのは皆さんのおかげ。先のことを考えずに今日、頑張ればいい…だけど強制的に立ち止まったことで、初めて自分の人生を考えた」と自身の今後を考えたと切り出した。その上で「何カ月も考えたことなんですけど…同じ仕事であっても新しい自分がワクワクするような形でやってみたいと思っちゃった」と語った。

考え始めたのは2020年だという。「去年、薄々、感じちゃって。いばらの道、困難かも知れないし、受け入れられないかも知れないけど…23年、やってきたからこそ違う形でやりたかったというのが1番」と口にした目にはうっすら涙も浮かんでいた。片瀬は「今から、自分らしくいけばいいなと思うし、1番の夢は、みんなが幸せになることだし。私を通して心が豊かになったり、楽になれば良いと思う。とにかく自分らしくやっていきたいと思います」と抱負を語った。