お笑い芸人あばれる君(35)が22日、自身のインスタグラムを更新し、レギュラーを務めるTBS系バラエティー「アイ・アム・冒険少年」に過剰な演出があったと一部ニュースサイトで報じられた件についてコメントした。

あばれる君は「お騒がせしてすみませんでした。サバイバル技術を学ぶ気持ち、サバイバルを大好きな気持ち、笑いを届けたい気持ち、心から大切にしていきますのでどうか冒険少年をよろしくお願い申し上げます。あたたかい言葉をかけてくれた皆様本当にありがとうございました。さらに修行、勉強を重ねます。どうか冒険少年をよろしくお願い申し上げます」と記した。

9日に、ウェブサイト「文春オンライン」では、今月3日放送の特番で無人島から脱出する人気コーナー「脱出島」の演出を問題視。タレントが脱出に使うイカダをスタッフも制作していることや、出演者の1人であるあばれる君がイカダで脱出する際には、スタッフ船で引っ張ったり、スタッフの船に乗ったりしていると指摘していた。

同局は、イカダの制作については「イカダは、安全面や環境面を考慮して、専門家の指導の下、出演者とスタッフが一緒に作っております」と回答。

イカダ脱出をスタッフが船で引っ張ったことについては「この日は、海が荒れていて、潮の流れも速い危険な場所があったため、船の専門家とも相談しながら、安全な場所にイカダを牽引することがありました。また、イカダや出演者に設置した小型カメラのバッテリーを交換するため、イカダの位置が流れでなるべく変わらないよう牽引も行っています。低体温症防止など出演者の安全管理のために、船に上がってもらい、体調のチェックを行いました。お答えしたように、海が荒れていて、潮の流れも速いことから、安全な場所へのイカダの牽引も行いました」などと説明していた。

22日、番組公式サイトでもコメントを発表。「いつも『アイ・アム・冒険少年』をご覧いただきありがとうございます。当番組は大自然を舞台に、番組が設定した環境の中で様々なミッションに立ち向かい、時にはスタッフと力を合わせながら、全力で頑張る出演者の勇姿を楽しんでいただくアドベンチャーバラエティです」と説明。

「番組ファンの皆さまにはご心配をおかけしていますが、出演者の方々にはいつも真剣にロケに取り組んでいただいています。100%本気で挑戦するその姿を見て、ドキドキ・ワクワクしていただけたら幸いです」と記した。

続けて「次回の放送は1月31日(月)よる7時からです。あばれる君が、『あばれる山』で風力発電にチャレンジしています。またメイン企画『脱出島』は暖かくなった頃に皆さまにお届けしたいと思っています。これからも応援よろしくお願いいたします」とした。