NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の26日に放送された第60話の平均世帯視聴率が17・9%(関東地区)だったことが27日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第59話の18・5%だった。

【カムカム】大阪編相関図、キャストはこちら>>

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。

あらすじは、るい(深津絵里)はクリーニング店の平助(村田雄浩)と和子(濱田マリ)の元を離れ、心機一転、京都で暮らすことを決意した。大阪をたつ前に、2人は婚姻届を出した。

錠一郎(オダギリジョー)と一緒に、京都でお茶のお師匠さんをしているベリーこと野田一子(市川実日子)を訪ねたが、何をして暮らしていくか決まらなかった。そんな時、北野天満宮の縁日で立ち並ぶ出店の間を歩いていたるいは「回転焼き」を見つける。そして錠一郎と回転焼き屋さんを始めることを決める。るいは幼き日に母安子(上白石萌音)と一緒におはぎを作った記憶をたどる。安子と2人で唱えた「おいしゅうなれ」という言葉を口にして小豆を煮る。回転焼きの試作品を2人で食べて「おいしい」と話す。るいはあんこを作るようになって、安子のことを頻繁に思い出すようになっていた。