NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の7日に放送された第68話の平均世帯視聴率が18・4%(関東地区)だったことが8日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第63話の18・6%だった。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。

あらすじは、古びたラジオがやってきました大月家。るい(深津絵里)は、英語を話したいひなた(新津ちせ)に毎朝のラジオ英語講座の放送で勉強することを提案した。そして、朝の早い時間から始まる講座にひなたは錠一郎(オダギリジョー)に起こしてもらいながらも、勉強を始めた。しかし初めて聴いたその日は、何も分からずに終わった。そんな姿をみたるいは、書店でテキストを購入し、ひなたに渡した。そして次の日から、ひなたは映画村で出会った少年を思いながらテキストに英語の読みを書いて、勉強していった。そんなある日、クラスメートの小夜子が映画村で出会った少年ビリーを連れて店にやってきた。ひなたの恥じらいと切なさともどかしさの様子を見たるいと錠一郎は、ひなたが勉強したい訳をそこで知った。