10日に放送された沢口靖子主演のテレビ朝日系連続ドラマ「科捜研の女」(木曜午後8時)第11話の平均世帯視聴率が11・6%(関東地区)だったことが14日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は6・6%。

初回は12・8%、第2話は10・7%、第3話は10・0%、第4話は、9・9%、第5話は10・3%、第6話は9・2%、第7話は9・8%、第8話は10・1%、第9話は10・1%、第10話は8・3%だった(いずれも世帯平均視聴率)。

京都府警科学捜査研究所、通称・科捜研の法医研究員・榊マリコ(沢口)が専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く人気シリーズ。21シーズン目に突入し、現行連ドラとして最多シリーズ記録を更新した。

人通りのない公園で、後頭部を強打され絶命した舞子姿の女性の遺体が発見された。臨場したマリコら科捜研メンバーは、被害者が身に着けている帯に二次元コードが印刷されているのに気づく。コードを読み取ると、「デジタル舞子」というサイトにつながった。

「デジタル舞子」は、アプリで手軽にオーダーできる、カジュアルなお座敷遊び風サービスで、被害者の身元はそのデジタル舞子のひとり、本条奈々と判明する。「デジタル舞子」の代表・椎名美月(川津明日香)や、テクノロジー面をサポートしているIT会社社長・庄司直樹(南圭介)によると、彼女たちは全員、GPSの機能や歩数、心拍数まで計測できるウェアラブルセンサーを耳に装着しているという。だが、奈々の遺体にはセンサーが見当たらず…。