NHK総合で11日に中継された北京オリンピックのスノーボード男子ハーフパイプ決勝で、金メダルを決めた平野歩夢(23)の3回目の滑走直前、サブチャンネル放送に切り替わる事態が起きた。

同局ではスポーツ中継が延長になった場合など、メインチャンネルで次の番組を、サブチャンネルでスポーツ中継を続けることがある。リモコンの選局ボタンの「+(プラス)」や「〈(山型マーク)」を1回押すことでサブチャンネルに替えられるが、今回は平野のラストラン直前に案内画面が表示され、競技中継にうまく切り替えられずリアルタイム視聴を逃した視聴者が続出した。

逆転金メダルを懸けた注目度の高い滑りだっただけに、ネット上には「最悪のタイミング」「滑走直前でサブチャンネル切り替えはキツすぎる」「サブチャンネルの悲劇」と落胆の声が続々。ツイッターでは、平野の金メダルを祝うワードとともに「サブチャンネル」がトレンド入りした。