アンジャッシュ渡部建(49)が29日、千葉テレビ(チバテレ)で放送された「白黒アンジャッシュ」(火曜午後10時)で、不倫騒動で20年6月9日に活動を自粛し、約1年8カ月ぶりに復帰した理由が、息子に背中を見せると語った際、劇団ひとり(45)から「お涙ちょうだいですか?」と、あざけられ「おいっ!」と大声を上げた。

ひとりが「元々『白黒アンジャッシュ』くらいしか共演してなかったでしたっけ? 仲悪かったっすもんね。そもそも、何で仲悪くなったんですか?」と2人に不仲について聞いた。児嶋一哉(49)が「分かるだろ、コンビでやってたら」と返すと、渡部も「お笑いコンビって仕事がない時期は悪いんだよね。あると、ちょっと良好になる」と振り返った。すると、児嶋が「こっち(渡部)がメチャクチャMCやったり、格差がすごかったから…。俺、何も言えないって状態が続いていたけど、プライドはあるからイライラした感じを出す、ややっこしい感じ」とコンビ内格差で不仲だったことを改めて認めた。

さらに、ひとりは2人に「あの1件で逆転したんでしょ?」と突っ込んだ。さらに、児嶋に「解散しなかったの、偉いじゃないですか? 『もういい、解散だ、俺1人でやっていくよ…』ってお前は、そういうヤツだろ? また手を組んでって話でしょ? どうなんだ?」と突っ込んだ。児嶋は「何なんだ、その言い方は。お前じゃない、先輩だよ。何度か会って話して…どうするのかな? もう辞めちゃうのかなと思った」と渡部に振った。

渡部は「辞めるのは、ずっと考えていた。続けてると事務所、児嶋、奥さんに迷惑をかける。家族で話して、逃げるように辞めるなら、ダメでも、もう1度、チャンレンジした方が、息子に見せる背中としては良いかなと。険しいし、皆さんに迷惑かけるけど、もう1回、やらせてくださいと」と説明した。

すかさず、ひとりが「お涙ちょうだいですか?」と投げかけると、渡部は「違う、おいっ! お前の今日のやり口」と大声で言い返す一幕もあった。