俳優伊藤英明(46)が5日、都内で、WOWOWとハリウッドの共同制作ドラマ「TOKYO VICE」の完成披露試写会で舞台あいさつを行った。

1990年代の東京を舞台に、新聞社の警察担当になった米国人新人記者ジェイクが特ダネを追い求め、裏社会の深みに足を踏み入れていくストーリー。

主演の新人記者を演じたのがアンセル・エルゴート(28)。映画「ベイビー・ドライバー」(17年)や「ウエスト・サイド・ストーリー」(21年)などのハリウッド話題作でも主演を務めた若き実力者だ。伊藤は裏社会とつながりのある刑事を演じ、2人は日本ロケを通じて親しくなった。

伊藤はアンセルについて「役のためなら何でもする。日本の文化や歴史(を学び)、神社にも行った。役になりきるのはこういうことだと教わった」と感激。正月に伊藤の家に遊びに来てくれて「父にお酌をしてくれました」と笑顔で明かした。

他に渡辺謙、菊地凛子、山下智久らが出演する。

7日午後6時から日米同時配信、同24日からWOWOWで放送スタート(日曜午後10時、全8話)。