俳優木幡竜(45)が5日、都内で、映画「生きててよかった」(鈴木太一監督、13日公開)の上映イベントに出席した。

木幡は体作りについて「体に関しては監督の要望で、役にストイックさと、悲壮感が欲しいということで、とりあえず10キロ痩せました」と明かした。また、自身もプロボクサーの経歴を持っており「現役の時は一日の計量が終われば良かったんだけど、撮影の1カ月間そこをずっと保たないといけないのがつらかったです」という。共演者から「体脂肪は?」と質問されると、「最初は10%ないくらい。そこから5%から全く変わらなくなって、機械の最小値が5だったと思うので3%ですね、うそです」と笑いを誘いつつ、ストイックさを見せた。

同作は、長年の闘いが体をむしばみ、ドクターストップによって強制的に引退を迫られたボクサーが主人公。闘うことに取り憑かれた男の狂気と愚直なまでの生き様を描く。

三元雅芸(45)伊澤彩織(28)アクション監督の園村健介監督(41)も出席した。