昭和の芸能界を代表するスターの美空ひばりさん(享年52)と樹木希林さん(享年75)の足跡をたどる番組が11日午後6時から、BS松竹東急で、特番企画「スタアの足跡旅」として放送される。

ひばりさんのゆかりの地を訪ねるのは、NHK紅白歌合戦で遺品を身に着けて「人生一路」を熱唱したことのある歌手市川由紀乃。樹木さんは、45年以上の親交があった女優浅田美代子が担当する。番組は、生前の2人を知る人たちに思い出などを聞きながら足跡をめぐるエンターテインメント。

市川は「旅人として、とてもぜいたくな1日を過ごさせていただきました。美空ひばりさんの足跡をめぐり、ひばりさんが生まれ育った街で、ひばりさんがきっと見たと思える景色を眺めたり、ご縁のある方にお話を伺うこともでき、すごくぜいたくな時間を過ごすことができました。今回のロケを通じて、ひばりさんのようにたくさんの方に愛してもらえる歌い手になりたいとあらためて思いました。尊敬する美空ひばりさんの足跡旅を通して、とても刺激を受けました。みなさん、ぜひご覧になってくださいませ!」とコメントを寄せた。

浅田も「樹木希林さんの足跡旅をして振り返ると、最初の鬼子母神は、初めて行きました。希林さんは、あの場所で幼少期を過ごしていたんだなと感慨深いものがありました。希林さんは、とにかく人を見ることが大好きでしたから、あの中に、ちょっとすねたような女の子が一人で膝を抱えて、人を見ていた姿が思い浮かびます。砂場さんやエピスカネコさんも、なかなか行けなかったので、久しぶりに行って会えて、希林さんと食べたことなどを思い出して、ああこの味だ、そうだそうだって思い出せてうれしかったです。このような機会をいただいて、しっかり、もう一度振り返ることができて良かったと思います。希林さんにまた会えた気がしました。大好きな樹木希林さんの足跡をめぐった旅、ぜひご覧ください」とコメントした。

長原竜也プロデューサーは「美空ひばりさんの代表曲に『川の流れのように』があります。生きることは 旅すること…この番組は故人おふたりの人生という旅を振り返る番組です。不測の事態が次々と起こり、生きることの意味を改めて突きつけられている現代社会……。だからこそ、潔く覚悟を決めて人生と向き合ったスタアの生涯を旅することは、きっと感じるものが多くあるはずです。時代を超えて多くの人々の心を捉え続けるおふたりの足跡をたどります」と説明した。