右低音障害型難聴と両側耳鳴りのため一定期間活動休止していた関ジャニ∞大倉忠義(37)が、17日に活動再開することが明らかになった。同日、ジャニーズ事務所の公式サイトなどで発表された。

サイトでは「弊社所属タレント大倉忠義(関ジャニ∞)につきまして、この度、芸能活動を再開いたしますことをご報告申し上げます」と発表。「ファンの皆様や関係者の皆様がご理解くださり、大倉に時間をいただきましたことで、耳への負担に配慮しながら穏やかに療養生活を送ることができました。その結果、症状も安定してまいりましたので、医師と協議し、関ジャニ∞メンバーやスタッフとの話し合いを経て、この度、活動を再開することといたしました」と報告した。

また「一方、今回は、完治に至るほど十分な時間を確保することはできておりませんので、以前に比べて不安は軽減されているものの、今後も症状と付き合いながら活動してまいります」と説明。「そのため、当面は、スタジアムLIVE『18祭』に向けたリハーサルを中心に活動を再開させていただき、徐々に元気な姿をお見せする機会が増えていきますよう努めてまいりますので、ご理解賜れますと幸いでございます」と伝えた。

大倉はファンクラブサイトで「また今日から、頑張りすぎないように身体と向き合いながらマイペースに働きます」(原文まま)とコメントを発表した。

大倉の活動休止は4月29日、所属するジャニーズ事務所の公式サイトなどで発表された。同25日から休養に入っており、グループは4人で活動した。7月に横浜・日産スタジアムと大阪・ヤンマースタジアム長居で行われるデビュー18周年ライブ「18祭(じゅうはっさい)」に出演する予定だ。

 

◆低音障害型難聴 低い音が聞き取りづらくなる難聴で、同時に閉塞(へいそく)感や耳鳴りを感じる人が多い。疲労や睡眠不足、精神的ストレスが原因とされ、20~40代の若い世代に起こりやすいとされる。難聴の中では軽度とされ比較的治りやすいが、再発する可能性がある。発作を繰り返すと、症状にめまいを伴う「メニエール病」に進行する場合もある。発症の原因となる疲れやストレスを避け、健康的な生活を送ることが治療につながる。