今年1月脳梗塞を発症し、リハビリを続けていた落語家三遊亭円楽(72)が22日、都内の寺院で行われた、5代目円楽一門会「三遊まつり」に元気な姿を見せた。

作務衣(さむえ)姿で「まだ、死んでねえよ」。8月11日の国立演芸場8月中席で高座復帰するが「素振りとピッチングを練習しているよ」と笑いをまじえ、「入院して体重は10キロ痩せたけど、もう9キロ太った。体が重くて。晩酌も始めたし、リハビリも負荷をかけている」と続けた。

日本テレビ系「笑点」にも近く復帰する。メンバーの三遊亭好楽(75)が「この人がいないとおもしろくないのよ。笑点はこの人がつないできたから」と話すと、円楽も「世間が欲しているんだよね。リハビリの人も笑点は師匠が出ないから、つまんないって言っていた。俺の存在感だよな」と笑顔を見せた。