投資トラブルの渦中にあると報じられた、TKO木本武宏(51)が23日、所属事務所の松竹芸能を退所した。松竹芸能は、木本が一連の報道の過熱を受けて退所を希望したため同日で契約を終了したこと、独自調査をしたものの全容の把握には至らなかったと報告。木本はツイッターで「必ず近日中に事の経緯をきちんと説明させて頂く所存です」と明言した。木本に近い関係者は、投資のための資金を渡した投資先を刑事、民事の両方で法的措置をすべく弁護士に一任して動いていると明らかにした。

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木本から投資の声をかけられたメンバーは、ピンでも地上波番組に多数出ているお笑いグループの1人や、NHK紅白歌合戦に出演経験のある女性タレントなど、第一線の芸能人から一般人まで、多岐にわたるという。また関係者によると、TKO相方の木下隆行(50)は、今回の投資には参加していないという。木本については、今回のトラブルの一方で、「後輩の芸や礼儀には厳しいが、面倒見が良いタイプ」と語る関係者もおり、一定の人望があったことも騒動が大きくなった背景にあるとみられる。